カーネリアン

●モース硬度：6.5 - 7
●誕生石：7月
●結晶系：六方晶系（三方晶系）
●化学組成：SiO2
●屈折率：1.53 - 1.54
●比重： 2.61

カーネリアンを含むカルセドニーの仲間は、石英のとても小さな結晶の集合体で、
化学式もロッククリスタル（水晶）と同一
縞模様となっているものが多く、また、それぞれの縞部分は
カーネリアンであったり水晶であったりと、環境により縞の状態は様々です。
カーネリアンの褐色や紅色は鉄分によるものです。
名前は、ラテン語の　肉（ Carnis ） や
新鮮（ Carneolus ）　に由来すると言われています。
工芸品や彫刻の材料としても使用され、多くの作品へと姿を変えてきました。
また、古くは出血を止める効果があるとされ、
薬として神経痛や肝臓の病気の治療にも使用されたと伝えられます。
カーネリアンはマイナス思考からプラス思考へと転換することを
促す力があるとされ、力強さと勇気を与え真実を見分けて自分自身の力を発揮し、
与えられた仕事を成功に導く力があると伝えられています。
無気力で何をしていいかわからない人に、目的を与え、
積極性を芽生えさるといわれています。

●注意点●
潜晶質石英という特徴から、太陽光に頻繁に当てたり流水で洗っていると、色が濁ったり変化することがあります。